自社で封入作業まで済ませたDM(ダイレクトメール)を、あとは投函するだけの状態にしたとき、「発送だけ外注できたら助かるのに」と感じたことはありませんか。
大量の郵便物を持ち込んだり、宛名別に仕分けたりする作業は、想像以上に手間と時間がかかります。そこで注目されているのが「発送のみ」に対応するDM発送代行サービスです。
この記事では、発送のみコースの仕組みや料金の目安、業者選びのチェックポイント、依頼の流れを具体的に解説します。
DM発送代行の「発送のみ」とは?
DM発送代行の「発送のみ」とは、封入や封緘(ふうかん:封を閉じる作業)まで完了したDMを預かり、宛名貼付や郵便局への差出し業務のみを代行するサービスです。印刷や封入は自社で対応したい企業や、記念品・サンプルなど特殊な封入物を自分たちで詰めたいケースで重宝されます。
発送のみコースが選ばれる背景
近年、DMの中身に「手書きメッセージ」や「担当者の名刺」を同封する事例が増えています。こうしたパーソナライズ作業は社内で行い、機械的な発送だけを外注するスタイルが定着してきました。また、少部数のDMでも郵便料金の割引を受けたい企業が、代行会社の「バーコード付郵便」や「広告郵便物」の割引制度を活用するケースも増えています。
発送のみコースが選ばれる背景
社内で封入まで終えたものの、いざ発送となると宛名ラベルの貼付や郵便局への持ち込み、区分けなどに数時間かかってしまう、というのはよくある悩みです。特に発送部数が1,000通を超えると、社員1人では1日仕事になりかねません。発送のみコースは、こうした「最後のひと手間」を専門業者に任せることで、担当者が本来の業務に集中できる環境を整えられます。
一般的な代行プランとの違い
通常のDM発送代行は、印刷・封入・宛名印字・発送までワンストップで請け負います。一方、発送のみコースは工程を絞り込む分、料金が抑えられるのが特徴です。多くの業者では1通あたり数円〜十数円の作業費に、実際の郵送料が加算される料金体系になっています。自社で対応済みの工程を除外できるため、無駄なコストが発生しません。
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発送のみを依頼するメリットとデメリット
「発送だけ」に絞って外注することには、明確なメリットと、事前に理解しておきたいデメリットの両方があります。導入前にバランスを見極めることが重要です。
メリットは時間とコストの削減
最大のメリットは、社内リソースの節約です。たとえば2,000通のDMを社員が郵便局へ持ち込む場合、仕分け・持ち運び・窓口対応で半日以上かかります。
この時間を営業活動や企画立案に振り向ければ、機会損失を防げます。また代行会社は郵便局と「広告郵便物」や「区分郵便物」の契約を結んでいるため、通常より5〜15%程度安い郵送料が適用されるケースが多くあります。
デメリットと注意すべきポイント
一方で、封入済みDMを業者に運ぶ配送コストが別途かかります。持ち込みか集荷かによっても料金が変わるため、事前確認が必須です。
また、封入内容の抜けや封緘不良があっても業者側では原則チェックしないため、自社での品質管理が欠かせません。宛名データの形式(CSV・Excelなど)や個人情報の受け渡し方法についても、初回打ち合わせで明確にしておきましょう。
メリットは時間とコストの削減
社員の作業時給を1,500円と仮定すると、半日かかる発送作業は1回あたり約6,000円の人件費に相当します。月4回のDM発送があれば年間で約28万円のコストです。発送のみ代行に切り替えることで、この人件費を大幅に圧縮できます。さらに、郵便局の割引適用と組み合わせれば、外注費を差し引いても総コストが下がる事例は少なくありません。
デメリットと注意すべきポイント
注意点として、繁忙期(12月・3月・お中元お歳暮シーズン)は業者の作業枠が埋まりやすく、希望日に発送できないリスクがあります。少なくとも発送希望日の2週間前には見積り依頼と搬入日の確定を行っておくと安心です。また、宛名リストに不備があると発送遅延の原因になるため、事前に郵便番号の桁数や住所の全角半角を統一しておきましょう。
発送のみDM代行の料金相場と内訳
発送のみコースの料金は「作業費+郵送料+オプション費」の3つで構成されます。相場感を知っておくと、複数社の見積りを比較する際にブレを見抜きやすくなります。
一般的な作業費の目安は、宛名ラベル貼付のみで1通あたり5〜10円、宛名印字も含めると1通あたり10〜20円です。郵送料は定形郵便84円、定形外規格内120円〜、ゆうメールやクロネコDM便では180円前後が基準となります。
ここに割引が適用され、実際は数円〜十数円安くなるのが一般的です。
料金を左右する3つの要素
第一に「部数」です。1,000通未満は割高、5,000通を超えると単価が下がる傾向にあります。第二に「宛名データの状態」で、業者側で名寄せや重複チェックが必要な場合は追加費用が発生します。
第三に「発送方法」で、はがき・封書・メール便のいずれを選ぶかで大きく変動します。たとえば同じ2,000通でも、はがきなら総額15万円前後、A4封書なら25万円前後が目安です。見積り時には、これら3要素を明確に伝えることで正確な金額が返ってきます。
DM発送のみの代行は、印刷や封入を自社で行いたい企業にとって、必要な作業だけを外注できる便利な方法です。ただし、部数、発送物のサイズ、宛名データの状態、発送方法によって費用は変わるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。特に大量発送では、郵送料や仕分け作業の差がコストに大きく影響します。
ビーブレインでは、DM発送代行をはじめ、発送のみのご相談にも対応しています。宛名印刷、仕分け、発送作業、郵送コストの見直しまで、状況に合わせてご提案できますので、封入済みDMの発送でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
失敗しないDM発送代行会社の選び方
数多くのDM発送代行会社の中から自社に合う一社を選ぶには、価格だけでなく複数の視点で比較する必要があります。ここでは実務担当者が押さえるべき判断基準を紹介します。
まず重視したいのは「対応スピード」です。見積り依頼への返信が翌営業日以内か、発送希望日から逆算した搬入スケジュールを提示してくれるかを確認しましょう。次に「発送実績」です。年間発送通数や取引先業種の幅を公表している会社は、ノウハウの蓄積が期待できます。
確認すべきチェックポイント
料金体系の透明性も欠かせません。作業費・郵送料・オプションが明細で分かれている会社は信頼できます。逆に「一式いくら」とだけ提示する業者は要注意です。個人情報保護の観点では、プライバシーマーク(Pマーク)取得の有無を必ず確認しましょう。宛名データには顧客の氏名・住所が含まれるため、情報漏洩リスクへの対策は最重要項目です。
確認すべき5つのチェックポイント
第一に「発送のみプランの明示」があるか。ウェブサイトに料金表が掲載されているとスムーズです。第二に「最低発送部数」の条件。100通から対応する会社もあれば、1,000通以上が必須の会社もあります。
第三に「納期の柔軟性」で、最短当日〜翌日対応か、数日必要かを確認します。第四に「不着DMの返送対応」の有無。無料返送に対応していれば、次回発送のリスト精度向上に役立ちます。第五に「サポート体制」で、電話・メール・チャットのどれで問い合わせできるかも実務上大きな差になります。
発送のみコースを依頼するときの流れ
発送のみコースを利用する際の一般的な流れを、9つのステップで整理します。初めて依頼する方でも、この流れを把握しておけばスムーズに進められます。
ステップ1:問い合わせと見積り依頼
まずはウェブフォームや電話で問い合わせます。部数・発送物のサイズ・希望発送日・宛名データの有無を伝えると、当日〜翌営業日に見積りが届きます。
ステップ2:発注と契約
見積り内容に納得したら発注書を提出します。初回取引では基本契約書や個人情報取扱契約書を交わすのが一般的です。
ステップ3:宛名データの提出
CSVやExcel形式で宛名リストを送付します。データはパスワード付きファイルや専用アップロードシステム経由で送るのが安全です。
ステップ4:DM本体の搬入
封入済みDMを指定倉庫へ配送します。持ち込みでも宅配便でも対応可能な会社が大半です。搬入日は発送希望日の3〜5営業日前が目安です。
ステップ5:作業と発送
代行会社が宛名貼付・区分作業を行い、指定日に郵便局へ差出します。発送完了後は「発送完了報告書」が届くのが標準です。
ステップ6:残資材・不着DMの返送
余った資材や宛先不明で戻ってきたDMは、無料または実費で返送されます。次回のリストクレンジング(顧客情報の整理)に活用しましょう。
まとめ
DM発送代行の「発送のみ」コースは、社内で封入まで済ませた企業にとって、時間・コスト・品質のバランスを最適化できる有力な選択肢です。作業費と郵送料の内訳を理解し、部数や納期に合った業者を選ぶことで、外注しながらもコストを抑えることが可能になります。
業者選びでは、料金の透明性、Pマーク取得の有無、発送実績、サポート体制の4点を必ず確認しましょう。また、宛名データの整備や搬入スケジュールの前倒しなど、依頼側で準備できることを整えておくと、トラブルを未然に防げます。DMは今も高い反応率を持つ販促手段です。発送のみ代行を上手に活用し、本来の業務に集中しながら成果を最大化していきましょう。
封入まで済ませたDMでも、宛名確認、仕分け、郵便局への差し出し、発送完了後の管理には意外と多くの手間がかかります。特に件数が多い場合、担当者が発送作業に追われ、本来注力すべき営業活動や販促企画に時間を使えなくなることもあります。
ビーブレインでは、印刷から発送までの一括代行はもちろん、発送のみのご相談にも柔軟に対応しています。小ロットから大量発送まで、部数や目的に合わせた方法をご提案しますので、DM発送作業の負担を減らしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。





















