カタログやパンフレットあるいは何らかの申込み用紙などといった販売や契約に関するビジネスにおいて使用される書類の大きさは、A4サイズが採用されていることが圧倒的に多くなっています。
そういった書類を当事者同士でやり取りする際には、直接手渡しする以外では封筒に入れて相手のもとへと送付する形を取るのが一般的です。
なお、A4サイズの書類をそのまま封筒に入れるとなると、封筒のサイズもそれに応じた大きなものになってしまい、送料などといった発送の際に必要となるコストが増えることになります。
そこで、多く利用されているのが長型3号と呼ばれる封筒を利用した長3封書発送という方法です。
長型3号の封筒は縦が235ミリで横が120ミリの大きさが採用されており、A4サイズの用紙を三つ折りにすると丁度うまく収まる寸法となっています。
また、定型封筒の中では最も大きい寸法であり、送料に関しても比較的安価に抑えることが可能となっています。
書類に折り目が付いてしまうことが避けられないという点が唯一の欠点とであるとも言えますが、その点を除けば極めて合理的な書類の発送手段と判断することができます。
大量に種類を送付しなければならない場面において、長3封書発送はコスト削減に有効な手段として活用されているのです。