多くの企業や団体でダイレクトメールを送付する場合、そのリスト作りは会員登録をしている個人情報、乃至はキャンペーンや何か応募者を募ったりした場合の参加登録者の個人情報をコンピューターで管理し、それを整理して抽出するケースが多いのですが、その際ダイレクトメール送付の許可について、あらかじめ登録者や個人情報を提供する個人から同意を得ていることが重要です
ダイレクトメールを送付するリストに入った人は、否応なく郵便事故等で、住所や連絡先だけでなく、その人の嗜好が露呈するような個人情報が漏えいする危険に晒されるのですから、ダイレクトメール送付可否について問われた時には、送付者リストに入る意味をきちんと理解することが大切です
ダイレクトメールのリスト作りは、コンピューターで管理される個人情報に条件を付けて検索と抽出をし、該当者を一覧にすることですので、たとえば会員登録者や応募者の母数の多さが、そのままリストに反映されるとは限らないものです
ダイレクトメールの作成を印刷会社へ、又引き受けから送付までを一括して配送会社へ委託するケースはありますが、個人情報保護の観点からリスト作りをアウトソーシングすることはそれほど多くはありません